1:51:01
僕の妹はどうなるの？
1:51:02
そう それは…
誠に残念なことだが…
1:51:07
『闇の魔術に対する防衛術』の
著者じゃありませんか！
1:51:10
今戦わないで いつ戦うんですか！
1:51:11
いや しかしですねぇ…
私がこの仕事を受けたときは…
1:51:14
逃げる気ですか？
あれだけ本を出してるのに？
1:51:17
- 本は誤解を招く
- 先生の体験談でしょ？
1:51:19
君たち…
ちょっと考えれば解ることだろう！
1:51:21
私の体験談だと言わなければ
本は半分も売れなかっただろうな
1:51:26
嘘つき… 要は他人の手柄を
自分のものにしたってことですね？
1:51:31
- 本当のことはあるんですか？
- ああ もちろんだよ
1:51:35
『忘却術』だよ…
この術が無かったら 他人の手柄を横取りしたり
1:51:38
本を出すことも出来なかったでしょう
1:51:42
気の毒だが…
1:51:46
君逹にも 同じ方法を使わなくちゃいけない
1:51:49
無駄ですよ…
先生
1:52:02
あら？ 誰かしら？
1:52:06
こんにちは ハリー…
私に何か聞きたいの？
1:52:10
君が死んだ時の話を聞かせてくれる？
1:52:16
とても怖かったわ…
1:52:18
ここよ…
ここで死んだのよ
1:52:22
オリーブ･ホーンビーに
メガネのことをからかわれて
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ここに隠れて泣いてたら
誰かが入って来る音が聞こえたの
1:52:31
…それは誰だったの？
- 分からない…
1:52:35
分からないの…！
1:52:38
何か言ってたけど 普通の言葉じゃなかった
1:52:42
特に嫌だったのは
喋ってるのが男の子だったってこと
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「出て行け！」って言おうとして
ドアを開いた時…
1:52:49
死んじゃったの
1:52:51
どうして？
1:52:54
分からないわ 覚えてるのは
大きな黄色い目…
1:52:58
あの手洗い台辺りに…